夏草の勢いや、夏バテという言葉を知りません。
勝手に生えて勝手にぐんぐん伸びていく。
遠慮というものが全くありません。
伸びては刈って、伸びては刈って・・・
夏の熱い闘いです。
昨日の夕方、沖ヶ浜田漁港。
遠泳の練習も終盤に入ってきました。
漁港内をぐるぐる40分以上泳ぎました。
陽が大きく傾き、影が伸びる頃練習が終わりました。
サポートのお父様方、どうもありがとうございました。
上がってくる子供たちを拍手で迎えます。
大いなる海へ感謝の意を表します。
今日も私たちを温かく見守ってくれてありがとう。
おや、海へ真っ逆さま。
子供たちが楽しみにしている遠泳練習のおまけ。
岸壁を走ってきてそのままダイブ。
走ってきたままの恰好になってしまいました。
お腹が痛いのでしょうか、吐き気がするのでしょうか。
水面上で困っているように見える4年生。
実は、ダイブの途中。
お腹を打たないように、顔を打たないようにガードして
飛び込んでいるところ。
「 泣こかい、飛ぼかい、泣こよかひっ飛べ」
鹿児島に昔から伝わる言葉のままの様子。
真ん中の子が励まします。
手前の子はなかなか飛べません。
ベテランにはこんな子も。
ワニとダイブ。
ワニくん、この後、お腹が真っ赤に?
自然は子供たちのワンダーランド。
種子島の自然は豊かです。
その中で子供たちはたくましく育っていきます。
思い思いに海を楽しむ子供たちです。
本番は7月26日、浦田海水浴場で行われます。
昨日と今日、南日本新聞に伊関小の記事が掲載されました。
昨日は移動宇宙教室、今日は海の安全教室の記事でした。
学校のことに目を向けてくださる新聞関係者の方に感謝です。
吾輩は猫である。
伊関小から沖ヶ浜田へ連れ戻されたあの猫である。
今もって名前は分からないままである。
立ち入り禁止に懲りたのでランドセルに着いていくことは止めた。
吾輩もそれくらいの学習能力は有しておる。
吾輩の断りなしに夏祭りを楽しんだらしい。
吾輩のなわばりでバーベキューをするも、
吾輩へのおこぼれはまったくもってなしであった。
バーベキューの日、とある玄関先で顔なじみに出会った。
ランドセルの日に迷惑顔でここまで連れ戻した伊関小の主であった。
あいさつ代わりに足元にすりよってみた。
吾輩も友が少ないので、あばよくば友にとの魂胆があった。
「おお、あの猫ではないか。」
と驚いた風である。すこぶる愉快である。
このまま玄関の中へ同行することは可ではないか。
吾輩は、そんなことを考えてみた。
ぞろぞろと玄関に入っていくも、吾輩の番になると
扉はあろうことかぴしゃりと閉ざされてしまった。
ここでも吾輩は歓迎されない部類になってしまった。
吾輩の策略は、まったくもって功を奏しなかった。
時々、伊関小の主が窓越しにこちらに目をやっておる。
何を考えておるのか吾輩には分からない。
しばらく粘ってみたが、らちが明かないので、
退散することとした。
訪問販売お断りとは書いてあったが、猫お断りとは
書いておらんのに、人間の世界は訳が分からない。
まあ、吾輩は吾輩なりに沖ヶ浜田の夏を楽しむことに決めた。