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2017年10月18日 (水)

子供たちによりよいものを・・・

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木の香りが心地よい校舎です。
木の温もりは子供たちの情緒にも少なからず影響しているのではないかと感じています。
人間に環境はどのように作用するのでしょうか。
環境によって落ち着かなかったり,ほっとしたり,ゆったりした気持ちになったり,気持ちが引き締まったり・・・・
環境を考えることは教育にとって大切な要素だと思います。
伊関小学校では,より子供の教育にとって望ましい環境を目指し,整理整頓,清掃,緑化などに取り組んでいます。

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足し算の学習中です。
問題の答えを確認するためにブロックを使っています。
具体物からブロックのような半具体物へ,そして数字などの概念へと一般化を図っていきます。
数を分解したり合成したりという作業を通して,数のしくみを学ぶことができます。

家庭における数に関する経験も子供たちの理解に大きく影響してきます。
数を数えたり,同じ数ずつ配ったりと,生活の中には算数的な活動がいっぱい隠れています。
意識して経験させることも子供の算数の力を高めるために有効です。
生活の中から学べることって各教科に渡り,結構いっぱいあります。

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5・6年生の造形活動。
四角い粘土から子供たちが生み出した形です。
粘土の感触は子供たちは大好きです。
どろんこ遊びが好きなところに通じるのでしょうか。
粘土には可塑性があり,どんな形にも変形させることができます。
子供たちの創造性を養うにはいい素材です。
それぞれの形に,一人一人の子供の興味関心やこだわりなどが現れています。

子供たち自身も可塑性のある存在ですので,大人がどのような関わりをしてあげるのか,どんな教育的な環境を整えてあげるのかで,大きく変わるものです。
子供たちのよりよい人生のためにも,望ましい関わりをしてあげたいですね。