交通安全教室
交通安全教室が行われました。
本校の交通安全教室は，普通の交通安全教室と少し違っています。
それは，自動車学校で行われるところです。
種子島自動車学校のご厚意で毎年，自動車学校で行っています。
今日も，自転車と子どもたちを迎えに来てくださり，４０分ほど自動車学校で指導してくださいました。
１・２年生は車の死角についてまず，学びました。
一人一人運転席に座り，車の直ぐ近くにいる友だちが見えないことを確かめました。
耳で聞くだけではなく，実際に運転席に座ったり，車の死角に入ったりする体験は，効果的です。
スーパーの駐車場など，車がいっぱい止まっているところなどでも気を付けなければならないことを教えてもらいました。
横断歩道の渡り方を勉強しました。
実際に車を走らせ，車の音で接近を知ることや，運転手さんの顔を見て気持ちを通じ合わせることの大切さも教えてくださいました。
「渡った後に運転手さんに頭を下げてお礼を言うと，また止まってあげようかなという気持ちになるよ」とも教えてくださいました。
３年生以上は自転車の乗り方を学習。
まずは乗車前の点検。
空気圧や油の周り具合を確かめ，その場で空気を入れたり注油したりしました。
整備不良は事故やケガのもとですから。
続いて合図の練習。
右折，左折，停車の合図の出し方を学びました。
運転が不安定になってはいけませんが，周りの状況をよく確かめ，動きを伝えることは大切です。
みんな真剣な表情で合図を出していました。
実際に教習所の道路に出て練習です。
校庭に作った簡単な模擬道路で練習するのが普通ですが，こんな本格的な道路で練習できる伊関の子どもたちは恵まれています。
何度も道路を周回して，習熟を図りました。
おまわりさんの話だと，全年齢の統計を見ると，７歳の子どもが一番事故に遭っているそうです。その次が６歳や８歳です。
練習後に１・２年生は楽しそうに自動車学校の先生と学習したことを確かめていました。
最後におまわりさんから反射材などの安全グッズをもらいました。
安全に気を付けて，事故に遭わないことが種子島自動車学校の先生方やおまわりさんへの一番のお礼だと思います。
みんな，これからも交通安全に気を付けようね。